2011-03-09 幼児教育は母親教育(母親の自己啓発)から始まる。

正しい幼児教育をするためには、まず母親が意識を変えねばならなりません。まさに、幼児教育は母親教育から始まるのです。幼児教育に関して世のお母さんがたに
目を開いていただこうという意味からして、当然ながらこの母親教育の一環であるということができます。
こういういい方は、お母さんがたにとって、やや失礼ないい方かもしれません。しかし、子どもの、とくに幼児の教育というものは、だれに頼めるものでもありません。
お母さん自身がみずから考え、悩み、学びながら推し進めていくよりほかないのです。幼児に向かって、いくらこういう教育がおまえに適しているのだよと
いっても、いくらこういう教育がおまえに必要なのだよといってもはじまりません。幼児には、みずから自分の教えられる方法を選択し、それに身をゆだねて
いくことができないのは当たり前です。「何かいい教育方法がありましたら、ひとつそれでうちの子を教育してみてくれませんか」と、平気でお鉢をほかに
まわしてしまうようなことができる母親なら別です。しかし、すべて世の親たるもの、自分の子どもに関して、ほんとうに自分の納得のいく教育の理念と方法を、
自分で確かめ、自分で選んでいきたいと思うのは当然ではないでしょうか。だったら、まずみずから「学ぶ」ことを心がけてください。幼児と違って大人には、
自分の意志というものがあります。母親教育などという僭越な一言葉を使いましたが、これは、母親を教える必要という意味ではなく、母親が自発的に学ぶことの
必要という意味で申しあげたかったのです。専門の教職につく人も、教育するための教育を受けるだけでなく、人間として必要ないろいろなことを学びます。
これと同じように、幼児にとって最初で最大の教師である母親は、幼児を教育するためにこそ、あらゆる方面でもっと学び、確信のもてる実践家になってほしいと思うのです。

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